珈琲の飲み方・味わい方


コーヒーの飲み方、味わい方 

@、一口は必ずブラックで飲みましょう。
淹れたての新しい 材料の良い上手に淹れたコーヒーは
ブラックのときでは苦くて、どことなく青くさい感じが致し
ます。これはグラスと云うエレベーション(高地産)の高い場所に
生産された貴重な味です。
▲▲▲
悪い例
一口ブラックで飲んで ドロドロして くどい嫌なくせや、そして
嫌な酸を感じるコーヒーは 淹れてから かなり時間が
経って、冷えて濁った(コロイド状)古いコーヒーの
沸し直したもので、タンニンが分解して、ピロガロール酸と
いう不快な味に変ったものです。

Aグラニュー糖 またはコーヒーシュガー8〜10g位を入れて
よく撹拌して味わうと、このとき はじめて甘味と酸味を
感じます。

B次に生クリーム6cc(コーヒースプーン山二杯)を加え、更によく
撹拌して味わうと やわらかく まろやかで調和のとれた
味になります。これを醇という言葉で表現します。

C苦味は砂糖で中和し、酸味はクリームで中和することが
できます。したがって良質なコーヒーには その味自体に酸味
甘味がありますので、砂糖の量も少なくて飲むことが
できます。   ( コーヒー教室 室長 高島君子 )


以上、30年も昔のことですが教えを守ってよくブラック、砂糖、生クリーム、と順に入れて飲んでた事を思い出します。
今はブラック専門、お茶代わりですが当時はよく「通な飲み方して〜!」と言われていました。






簡単な・コーヒーの歴史

エチオピアに自生していた種が、各地に栽培改良されて、いまでは中米、南米、インド、アラビア、
アフリカ、東南アジア等の地域で栽培されています。生産量においてはアラビア種が8割近くを占めており
ロブスタ種が少々、リベリカ種は殆んど現在栽培されておりません。
アラビア種は通称、世界のコーヒー生産量の約半分をしめるブラジル系のコ−ヒ−がブラジリアンと呼ばれ、
その他の地域で生産されたコ−ヒ−をマイルドと呼んでいます。
コ−ヒ−の起源についてはいろいろな説があります。
一番有力な説?の一つはアラビア人の山羊飼いがエチオピアの草原で放牧していたところ、
山羊が紅い実を食べて興奮しているのに気づき不思議に思い自分でも食べてみた。
すると甘ずっぱい味がして気分が爽快になった為、いつも食べる様になり僧侶たちにもひろがった。
眠気覚ましの秘薬、医者は薬としてアラビア全土に広がっていった。
回教の本山であるメッカにて一般の人々の飲み物と扱われるようになったが、メッカを訪れる教徒等により
実をつぶして食糧にされたり、実と葉を一緒に煮て汁を飲んだり、実の皮と種を天日で干して使うようになり
生豆を煎って粉にして使うようになったのは13世紀後半でしょうか?!
1500年以降、トルコのイスタンブ−ルに「カ−ビ−・カ−ネ−」と言うコ−ヒ−店が開店したのが
最初と言われている。
1600年以降、コ−ヒ−を飲む風習が各地に広がり、わずかの間に西欧、アメリカ等、各都市にコ−ヒ−ハウスが
出来、学者・芸術家・政治家などあらゆる人々の社交場として多くの人々に愛される様になった。

日本には江戸時代の後期、やはり長崎で物資の交易が始まった中にコ−ヒ−も入っており、社交場として
生まれたのは明治16年頃、東京・日比谷公園近くに「鹿鳴館」という華族や外交官の社交場で飲まれるように
なっていった。
喫茶店は明治21年4月、中国人の手により東京・黒門町に「可否茶館」という名称で誕生。






















コーヒーの木(新潟県立植物園にて撮影)



































主な・コーヒー豆の産地



写真のチューリップの文字は常連客であった新発田の財津和夫こと「佐藤君」が
毎日集めたマッチで額ごと作成してくれたものです。


珈琲の生豆袋のいろいろ

麻袋で作られた各地の豆袋は
模様も各地様々面白いです。




























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